
無記名で片面5 分のカセットテープ。どんな曲が流れるかは誰にもわからない。くじ引きで順番を決め一人ずつ踊る。踊り切る。ダンスは到来するのか。交感は起こるのか。
「偶然の果実」(注)シリーズでは「花肉氣象鎖圖」と称されていた代表的な作品のひとつ。初演より30年。
コンセプト:黒沢美香
thanks to 出口→
協力:即興セッション ぞめき
(注)「偶然の果実」1990年~2002年までの12年間、ダンスへの問いを無骨にぶつけたことで今や伝説となったシリーズ。出口→氏との共同作業。12年間44回継続のうちに200人近い有志が参加。「lonely woman」「BOXUS」「花肉氣象鎖圖」(「一人に一曲」の前身)などが生まれた。出演者はダンサーだけでなく、音楽家、美術家、詩人、主婦、学生など多岐に渡った。
日時
2026年11月15日(日)、29日(日)開演14:00 (開場は30分前)
※各回、開演15分前に順番を決めるくじ引きをします。
※上演時間 約2時間
会場
STスポット 横浜市西区北幸1-11-15横浜STビルB1F
出演者
11月15日
大崎晃伸、北村成美、三枝まり、関さなえ、古川友紀、万城目純、吉田由紀子
11月29日
上村なおか、角村悠野、DANoCY、西脇さとみ、堀江進司、村田いづ実 、若林正教
料金
前売り 3,500円
当日 4,000円
U22前売り 2,500円
U22当日 3,000円
※U22は22才以下対象、当日に身分証明証を提示をお願いします。
出演者紹介
11月15日

大崎晃伸
Terunobu OOSAKI
将来が見えず悩んでいた22歳ごろ、黒沢美香&ダンサーズの踊りを客席で見て一緒に動きたくなる。そんな踊りは初めてだった。同時期、指導教官が黒沢氏に入門。50歳のおじさんが髪を掻き乱して踊る姿に驚愕。野獣のようなダンサーズに恐怖してなかなか門を叩けない日々を経て、30歳で稽古場に行き踊りを始める。ダンス=黒沢美香だった。1年後、黒沢氏ご逝去。以降、フリーで色んな舞台に出る。自ら踊ったり、障害をもつ人と踊ったりワークショップをするなかで、踊りが生まれる瞬間を探っている。

北村成美
Shigemi KITAMURA
通称しげやん。「生きる喜びと痛みを謳歌するたくましいダンス」をモットーに、国内外で精力的に活動。ソロダンス作品の上演を軸に、日本各地で市民参加によるコミュニティダンス作品、ミュージカルや演劇の振付、CMや映像作品など多数発表。障がいのある人とない人が共に踊る「湖南ダンスカンパニー」にてディレクターを務める。2003年黒沢美香氏のワークショップに初参加し衝撃を受け、大阪Jazzz(2007)、神戸ダンサーズ(2016)などに出演。一般財団法人地域創造ダンス活性化支援事業登録アーティスト。

三枝まり
Mari SAEGUSA
1963年生まれ
1984年福島県土湯温泉
パフォーマンスアートフェスティバルに参加後、多くのイベント、フェスティバルに参加、自主企画も行なった。
2010年より活動を休止
整体業に就き、2011年よりアレクサンダーテクニークを学び、当時黒沢美香さんが関わっていた「火曜日のカドベヤ」でワークショップを行った事をきっかけに、再び即興イベントなどに参加をしていった。その後、2024年6月より月1ソロパフォーマンスシリーズ「6号室で起こる事」を始め、現在に至る。

関さなえ
Sanae SEKI
音に反応するからだが不思議でダンスにハマりあちこちでからだの使い方を学ぶ。ご縁によりデュオ、ソロダンス創作発表や他業種の人々とのコラボの機会を得る。現在は引きこもりのダンスに興ずる日々。

photo: Tomas Svab
古川友紀
Yuki FURUKAWA
ダンサー。人や土地、環境へとつながる術を踊りを通して探っている。ソーシャル・コレオグラフィ的な歩行の取り組み「おもいしワークショップ」「歩録」や、論考「踊り合いのミニ・エスノグラフィー:ダンス・ナラティブ・ALS」(一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了)の執筆のほか、自身の確かめとしてのソロダンスの制作などがある。これまでにRégine Chopinotや佐久間新、Ensemble Sonneなどの舞台作品にも出演。

万城目純
Jun MAKIME
偶果(グーカジ)の非ダンサー枠出身
エセ・ダンサーとしても、そろそろ40年
今日も絵に描いたような嘘を踊れるか?
最近は、エー・アイ君ならポチッで済むが…
済まないライブに感謝か?恩赦か?

photo: Mihaya Shinoda
吉田由紀子
Yukiko YOSHIDA
30代半ばまでダンスと無縁に生きる。2007年に黒沢美香の公演を観て惹き込まれ、その翌週から綱島にある黒沢美香の稽古場『スタジオクロちゃん』に通い始める。主に黒沢美香&ダンサーズで活動。即興で踊る事が多い。踊りによる身体と場の変容に興味があり、探求している。黒沢美香の作品が好きなのに、なぜ好きなのかその魅力を未だに解明出来ずにいる。
11月29日

photo: Hajime Hayashi
上村なおか
Naoka UEMURA
ダンサー・振付家。金沢市生まれ。幼少よりバレエを始めた後、木佐貫邦子、笠井叡に出会いダンスとオイリュトミーを学ぶ。「ひとつの身体」の可能性を探るべく‘95年より自作ソロダンスを開始。「身体の発見と冒険」をキーワードに様々な人々との協働・ワークショップも行っている。近年は<笠井瑞丈×上村なおか>のユニットとして「世代間の対話」「ダンスを通した交流・交感」を目的とした企画も開催。「もしそれがダンスだったら」の視点のもとダンスを見つけることを喜びとする。黒沢美香振付の「駈ける女」(森下真樹とのデュオ)では貴重な稽古を体験した。@naokauemura

角村悠野
Haruno KAKUMURA
以前は戸川悠野の名で活動。
1986年生まれ。桜美林大学にて舞台芸術を学ぶ。コンテンポラリーダンスを木佐貫邦子、上村なおかに師事。
黒沢美香の踊りに出会い、 2011〜2015年、黒沢美香&ダンサーズとして活動。
2016年、東京の離島・神津島へ移住。地域や文化、日々の暮らし、人と人との間に位置する「クッション」としてのアートを様々な形で生み出し、表現活動を続けている。

photo: Mihaya Shinoda
DANoCY
即興の場が好きです。安全第一を心がけています。

西脇さとみ
Satomi NISHIWAKI
'80年代より踊りだす。'91〜渡独、舞踏家古川あんずの欧州での活動に参加。振付家伊藤多恵の作品に長年出演している中で黒沢美香、出口→と出会い、遊びながら「ダンス」への導きを受ける。'95年から「Mika&Dancers 偶然の果実」シリーズに度々参戦する。
2003年パッタリ踊りの場から離れる。2024年「ぞめき」の稽古から踊ることに復帰。その後出会うダンサーとのコラボレーション、深谷正子動体WS作品等を踏みながら益々、進化か退行か不明な手応えを感じつつ現在に至る。近年は、舞踏家先達の懐に入り僅かに残された宝を見つけていくことで、日々の灯としている。

堀江進司
Shinji HORIE
1985ゲルニカ太田螢一作品集その中に黒沢美香対談と出逢う不思議その後ダンスに惹かれKARAS経由江原朋子稽古場の皆が黒沢美香推して下さり薔薇の人に撃たれ後に上杉満代にも射抜かれ勘違い甚だしく稽古場二股の阿呆その渦中上杉黒沢両氏中和剤東京ロケット抜擢人生のハイライト得難い体験後美香ダンサーズ合流その後も様々な出逢いに恵まれて現在は岩手県民舞中野七頭舞大森みかぐらを学ぶ輪に合流の感謝直近公演履歴は江原朋子「人類も間違ってはいなかった」ミシン大好きおじさんの詐欺画像は髪の毛のあった五年前♡踊りとは何ぞや?

村田いづ実
Izumi MURATA
ダンスユニット「キニーネ・カクテル」を経てソロ活動。
ダンス、歌、自作絵本朗読等の行為。
洋服やアクセサリーにコラージュしたレディメイドやインスタレーション、写真等の美術作品制作。グループ展、個展。
イタリア、韓国の国際パフォーマンスフェスティバル参加。
江原朋子氏、深谷正子氏にお世話になる。
黒沢美香氏の「偉くなったらおしまいだ。」に感銘を受けるが承認欲求はぐるぐる?
お能が気になりシテの愚痴を言う幽霊に共感するが執着を手放して命使いきり成仏希望。
興味に正直に動いてたら色々やってた。
これからも素直に表現を模索予定。

若林正教
Masanori WAKABAYASHI
2002年
初のダンス観覧
偶然の果実公演を観る
14年の時を経て2016年
黒沢美香ダンスクラスに入門
黒沢美香&ダンサーズとして踊る
黒沢美香&ダンサーズの解散宣言の後
現在
art-unit感道で踊っている
ここで近年稀にみる言葉を一つ
初ソロ、それをのぞむ
